

資産形成を早めたいけどリスクを取りたくないなぁ…
「信用取引で大金を失った」という経験談を耳にしたことがあると思います
大金を掛けて損失が大きくなってしまうのは怖いですよね…
- 一気に大金を失いたくない
- 資産形成を早めたい
という方にオススメなのが「サテライト投資」です
余剰資金の一部を積極的投資に回すことを
「サテライト投資」と言います
余剰資金を3倍ブルのETFに投資をすることで、資産の形成を早めることができます
特に、米国は世界一の経済大国として日々株価が成長していますよね
今回は、日々成長するアメリカの3倍の値動きをするETFについて紹介します

適正なリスクをとって資産形成をしてみよう!
- 3倍ブルETFの種類がわかる
- 投資の選択肢が広がる
- 調整局面の投資方法の参考になる
この記事を読み終わった時に「こんな投資法もあるんだな」と頭の片隅に覚えていただけたら幸いです
サイト運営者 ツタロー ( @sub_t_job)
3倍レバレッジETFとは

手元の資金の何倍もの金額を取引できるオプション
株式市場に上場している投資信託
個別株と同様にリアルタイムで取引が可能な投資信託
3倍レバレッジETFを運営している会社は
「ディレクション・インベストメンツ」
という会社です
この会社はブル3倍とベア3倍のETFを主に提供している会社であります
アメリカは常に成長しているためブル3倍で投資をする方が効率的です
- ブル3倍(上昇相場)
- 雄牛が角を上に築き上げる仕草が由来
- ベア3倍(下落相場)
- 熊が前足を振り下ろす仕草が由来
|ブルは相場と同じ動きをし、ベアは相場と逆の動きをします
3倍ブルETF7選
❶ SPXL (S&P500)
VOOの3倍レバレッジETF SPXLです
私も積立NISAで投資をしているS&P500であり、非常に信頼度の高い投資信託です
米国の時価総額TOP5のGAFAMだけで
S&P500の構成銘柄の20%を占めてしまうほどGAFAMに依存しています

個別株のGAFAMも要注目だね!
SPXLの詳細についてはこちらをご覧ください

❷ SOXL(半導体株)
SOXXの3倍レバレッジETFのSOXLです
半導体指数(フィラデルフィア・セミコンダクターズ・インデックス)の運用実績の3倍の成果を目指すETFです
半導体の指数はSOX指数とも呼ばれるため、ティッカーの語尾にLをつけてSOXLという名前になりました
現在、ゲーム機や自動運転の車で半導体が不足が懸念されている状態です
今後の技術が発達する上では半導体は必須となって来ます
半導体の会社は日本でもよく耳にする会社が多いです
米国株について全く知らない人でも知っている会社が組み込まれています
「INTEL入ってる」でお馴染みのインテルは多く組み込まれています
他にも、パソコンのGPUや自動運転にも力を入れているエヌビディアが構成割合が多いです
|Appleの半導体製造を担うTSMC(台湾セミコンダクター)は含まれていませんでした
❸ TECL(テクノロジー株)
VGTの3倍レバレッジETF TECLです
テクノロジー・セレクト・セクター指数の運用実績の3倍の成果を目指すETF
S&P500指数におけるテクノロジーの業種から選ばれた会社のことを指します
S&P500は情報技術・金融等様々な種類の業種で構成されています
しかし、TECLはS&P500のテクノロジー系で構成された銘柄のことを言います
構成されている業種
- コンピューター周辺機器
- ソフトウェア
- 通信機器
- 半導体etc..
SOXLに組み込まれているインテルやエヌビディアもTECLに組み込まれています
こちらの構成銘柄はS&P500に組み込まれている銘柄で構成されています
有名な企業が多いため、初心者でも理解して投資ができると思います
特徴的なのはアップルとマイクロソフトで
約30%を占めています
❹ WEBL(インターネット)
FDNの3倍レバレッジETFのWEBLです
このETFはまだ歴史が浅く
2019年11月7日より設定されたETFです
ダウ・ジョーンズインターネットコンポジット指数の3倍の投資成果を出すことを目指しているETFです
コンポジット指数とは
インターネット業界で世界でもっとも取引されている上位40銘柄を対象とし
インターネットからの売上/収益の50%以上を生み出している銘柄でなければならない
インターネットからの収益を50%以上稼いでなければなりません
そのため、インターネット事業に特化している会社の選抜と言えます
通信技術の発達によりインターネット上でできることが増えています

この先も成長に期待ができるETFの1つだと思ってます!
GAFAMのうち3企業が採用
- Amazon
他にも馴染みのある銘柄で構成されていることがわかります

WEBLも投資している会社がわかりやすいので初心者にもおすすめの銘柄です
❺ CURE(ヘルスケア株)
XLVの3倍レバレッジETFのCUREです
ヘルスケア・セレクト・セクター ・インデックスの値動きの3倍の成果を目指すETF
S&P500のヘルスケアの業種の
パフォーマンスを計測する指数
医薬品、ヘルスケア、バイオテクノロジーに分散投資が可能
コロナ銘柄であるヘルスケアで構成されたETFとなります
|デルタ株が収束してきてワクチン接種率も非常に増えてきたため投資は慎重に!
スキンケア商品やバンドエードを販売している
日本でもお馴染みのジョンソン&ジョンソンが構成割合第1位です
他にも現在コロナワクチンで名前が知れ渡ったファイザーも構成銘柄に組み込まれています※モデルナは11位です
構成銘柄のファイザーの割合も以前と比較して1%ほど増えていました

日々構成銘柄は変化してくるのでこまめにチェックしておきましょう!
❻ EDC (新興国株)
EEMの3倍レバレッジのETFがEDCです
MSCI新興国株価指数の運用実績の3倍の成果を目指すETF
新興国市場の大型・中型株の指数であり
純資産の80%以上の指標指数を構成する株式銘柄に投資しています
新興国市場とは中国やインドなど先進国と比較して経済発展は遅いが、
今後特定の条件を満たすことができれば、高い成長が見込める諸国を指します

最新の構成割合はこちら
経済が成長中の中国、人口が増加中であるインドが構成割合の上位を占めています

短期というよりは長期目線で投資した方がいいかもね!
構成銘柄を見てもほぼ中国が上位を占めています
また、米国市場に上場していない株が多いのも特徴ですね
❼ TNA(米国小型株)
ラッセル2000の指数(IWM)の3倍レバレッジのETFが TNAです
小型株インデックス(ラッセル2000)の運用実績の3倍の成果を目指すETF
米国の代表的な小型株指数
ニューヨーク証券取引所やNASDAQに上場している銘柄のうち、時価総額が上位1001位〜3000位の銘柄を平均した株価指数
米国の中小企業は資金が少ないため、事業の基盤が軟弱であることが多いです
不況の影響が大きいことから「暴落の先行指標」として利用している投資家が多いです
コロナショック後の底値から高値まで約10倍の株価が上昇した後、約1年大きな変動がなく株価が推移しています
1年間ほど同じ価格帯を推移しているので、「株価が下がったら買う」等、
短期トレードを主とする人にとっては1つの選択肢になると思います
成長の著しいテクノロジー系よりもバリュー系の銘柄が多く含まれています
暴落の先行指標としてお気に入りリストに入れておくといいでしょう
【番外編】TQQQ (NASDAQ100)
QQQの3倍レバレッジETFのTQQQです
|日本の証券会社では投資信託のみ購入可能です
>>投資信託の銘柄はこちら
ナスダック100指数の日次運用実績の3倍の成果を目指すETFです
・全3000以上あるNASDAQの上場企業の中の時価総額TOP100の銘柄から算出される指数
・NASDAQに上場していれば米国以外の会社も含んでいる
・指数を構成する銘柄に金融銘柄は含まれない
コロナショック後に圧倒的なパフォーマンスを誇り、ハイテク株が集まったETFがQQQです
構成銘柄はGAFAMやテスラ等、時価総額が大きく有名な会社が多く組み込まれています
エリート集団の集まりですので、株価も右肩上がりで美しい上昇を継続しています

S&P500にも劣らない優良なETFだからお気に入り銘柄に入れておくべき!
7つのETFの比較
紹介したETFをそれぞれ比較してみました

上昇率が高いETF
- TQQQ
- SOXL
- TECL
2018年以来、株価が大きく上昇しており、TQQQ,TECLにおいては400%以上上昇していることがわかります
また、今回紹介したETFの中で新しいWEBLが上場した日からチャートを比較してみると以下のようになりました

VOOよりパフォーマンスが悪かったETFは2つです
- TNA(米国小型化株)
- EDC(新興国株)
アメリカの大きい企業に投資をすることで資産形成を早めることができます
3倍ブルETFが買える証券会社
米国株が買える主な証券会社ではPayPay証券以外であれば購入可能です

米国株が買える証券会社なら基本的に大丈夫そうだね!
まとめ
3倍ブルETFを7つ紹介しました
個人的にこの中で一番おすすめはSPXLです
普段の値動きはこの中では小さく、S&P500は昨年1年間での1日の平均変動率は1.04%でありました
|SPXLは1日に3%値動きがあると考えれば、投資もしやすいと思います
これらのETFは1株10,000円程度で購入できるので少額でも資産形成を行うことができます
もっと少額で投資をしたいのであればPayPay証券を利用することで1,000円単位で投資をすることができます

投資信託のみでなく、ETFも利用しながら
効率よく資産形成をしてみてはいかがでしょうか?
それぞれの指数が今後も上昇すると信じている方は、ぜひ調整局面で購入をしてみてください!
それでは〜!

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