
- 資産形成を効率よく行いたい
- 資産形成のスピードを早めたい
- レバレッジの恐怖心を拭いたい

レバレッジをかけて株式の取引は怖い…
確かにレバレッジという言葉を聞くと資産が一気に減るリスクもあり、恐ろしいですよね…
FXやレバレッジは少し悪いイメージがあると思います
しかし、資産形成を早めるためには「サテライト投資」も必要です
リスクをとって高いリターンを目指す積極投資の手法を指します
100万円保有している場合
- 90万円
安定的に運用する「コア」投資 - 10万円
積極的に運用する「サテライト」投資
100%安定的な運用でなく、資産の1~3割を積極投資にすることで資産形成の効率を高めることができます
レバレッジに対する「不安」や「勘違い」を払拭して資産形成の一助となれば幸いです!

サイト運営者 ツタロー ( @sub_t_job)
3倍レバレッジETFのデメリット
- 経費率が高く、配当利回りが低い
- 必ず3倍の動きをするわけではない
- 長期投資には不向き
経費率が高く、配当利回りが低い
一般の投資信託やETFと比較して経費率が高くなっています
経費率:1年間の運用手数料 ※毎日少しずつ引かれます
S&P500の投資信託とETFを例に経費率を比較してみます
項目 | emaxis slim S&P500 (投資信託) | VOO (S&P500のETF) | SPXL (S&P500の3倍ブルETF) |
---|---|---|---|
経費率 | 0.0968% | 0.03% | 0.95% |
配当利回り | 1.7% | 1.52% | 0.55% |
1年トータルリターン | 55.49% | 49.29% | 194.04% |
3倍ブルのETFでは経費率が高く、配当利回りが低いことがわかります
しかし、1年間のトータルリターンを比較すると大きな差が出ています
経費率が大きいものの、キャピタルゲインでリターンを得られるのが3倍ブルETFの特徴です
- 長期投資の方、配当金目当ての人は投資信託をオススメします
米国株の用語についての解説はこちらで詳しくされています

必ず3倍の動きをするわけではない

えっ!3倍の値動きするんじゃないの!?
3倍ブルETFは”3倍の日次成果を目指す”と明記しています
そのため、3倍の値動きをするのは「その日1日だけ」となります
<例>
このように2日以上経つと「差」が生じてしまいます
また 、VOOとSPXLを各日比較をしても必ず300%の値動きをしているわけではありません

1ヶ月のうち丁度300%の値動きをしているのは6回しかありません※少数第2位で計算

結局3倍の値動きはするの?
1ヶ月単位の値動きで見てみると、300%付近で推移していることが多いです

そのため、290%〜310%で値動きをしているというふうに考えておくといいでしょう
3倍が怖いという方は2倍の商品もあります

長期投資には向いていない
経費率が高いため長期投資には向いていないです

経費率
<100万円投資した場合>
経費率が0.0968%の投資信託で
1年間運用すると
経費は1,000円程度です
3倍ブルETFに投資をすると、経費率は約1%であるため
年間で10,000円も取られてしまいます
経費率は日割り計算で毎日ちょっとずつ引かれていきます
emaxis slimの場合
100万×0.1%÷365日=2.73円
SPXLの場合
100万×1%÷365日=27.3円
単純計算でこの金額がかかってきます
|配当利回りも低くなっているため、長期投資であれば複利の力が利用ができる「投資信託」を利用するのがおすすめです!
投資信託の鉄板は信託報酬の低い「SBI・Vシリーズ」か「emaxis slimシリーズ」と言われています

3倍レバレッジETFのメリット
- 暴落時に即座に対応ができる
- 価格が安い
- リターンが大きい
暴落時に対応ができる
万が一コロナショックのような相場が来たらどうしますか?
もし、現金の保有率が高かった場合は投資信託、ETFどちらで購入を検討するでしょうか
投資信託で売買しようと思うと、約定までに2日間程度要してしまいます
|投資信託で暴落をした際は売り遅れる場合もあります

せっかく買い増すのチャンスだったのに株価が戻っちゃった…
そんな経験があるかと思います
投資信託でなく、ETF(上場投資信託)で取引をすることでリアルタイムで取引が可能となります
特に右肩あがりで上昇しているS&P500は有効な投資方法です
私の場合、S&P500は下落をしても反発して上昇する傾向があるので、下落したときに$SPXLを投資するようにしています
|必ず反発するわけではないので慎重に検討してから投資をするようにしましょう
また、購入時に逆指値を設定することで突然暴落した時も自動的に売ることができます

リスクを回避するためにも設定しておきましょう!
価格が安い
通常のETF($VOO等)を購入しようとすると、1株あたりの単価が高いETFもあります
特に初心者のうちは、高額な株を購入するときは勇気が入りますよね…
積立NISAは毎月33,333円で購入できますが、
S&P500のETF($VOO)を購入しようとすると1株44,000円程費用がかかってしまいます
しかし、3倍ブルETFの単価は15,000円ほどで購入ができるので、少額で分散投資がリアルタイムで可能なのがメリットです
リターンが大きい
$VOO:S&P500のETF
$SPXL:S&P500の3倍ETF
直近1年間のリターンをVOOとSPXLで比較をすると
$VOO⇨ 49.29%
$SPXL⇨194.04%
とリターンの差がとても大きいことがわかります

そんなこと言わなくてもわかるわい!

メリットはそれだけじゃなくて他にもあるんだよ〜!

VOOを1株投資して1%株価が上昇した場合
40000円×101%=40,400円
SPXLを1株投資した場合は
3倍の値動きがあるので
10000円×103%=10,300円
投資額が1/4にもかかわらず、リターンの差は100円しか変わらないのがメリットです
3倍ブルETFは投資をしないほうがいい?
※投資の判断は自己責任でお願いします
資産形成を早めたいという方は投資の検討をしてもいいと思います

実際に$SPXLと$SPXSを購入してみましたので参考にしてみてください
S&P500は右肩上がりのチャートであるため、レバレッジとの相性はよく感じました
$SPXSも購入してみましたが、常に上がり続けているS&P500とはとても相性が悪いので控えましょう

3回取引しましたが全てマイナスとなってしまいました
どんな投資先がオススメ?
3倍レバレッジを購入する際は上昇傾向のある指数に投資することをオススメします
◆対象指数と3倍ブルを比較◆
※対象指数が5%上昇したら3倍ブルは15%上昇、対象指数が5%下落したら3倍ブルは15%下落と仮定

このように上昇相場であると前日の値から5%上昇するため日が経つことに大きな差が開いていきます
|1日5%下落した場合は損失も大きくなります

上がったり下がったりの相場に投資をしてしまうと、日が経つことに3倍ブルの損失が大きくなっていきます
レバレッジETFを投資をする際は、右肩上がりの指数に投資をすることによって上手く資産形成ができます

レバレッジETFに興味を持った方はこちら!

まとめ
積立NISAは購入日が決まっており、高値掴みしてしまうこともあります
|高値掴みを回避するためにも少額ETFで投資してみるのもいいと思います
長期投資は不向きと記しましたが、個人的には右肩上がりの指数は長期保有でもいいと思います

レバレッジの特徴は上昇し続けると強いんだったね!
自分の好きなタイミングで利確もできるので、ぜひETFも活用してみてください!
それでは〜!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは!この記事お世辞抜きにとても良かったです🙆♂️
レバレッジ=怖い だけでは無い事がよく分かります!僕も食わず嫌いで、今は長期で投資信託と高配当を持って中短期で個別株でしたが、これなら個別の代わりにもなり、分散も聞いているので、自分には結構合ってるな!という感覚があります🙆♂️
紹介いただきありがとうございました😊
他の記事も読ませていただきます🙇♂️
初のコメントです。
ありがとうございます!
米国市場が下がっているので
絶賛少しずつ積立中です!
ぜひ試してみてください^^