【投資信託】コピペで簡単!Googleスプレッドシートでポートフォリオを管理する方法

- 投資信託を円グラフで見たい
- ポートフォリオの管理をしたい
複数の投資信託を購入すると、自分がどの比率で投資信託を保有しているかわからなくなっていますよね…

複数の投資信託を購入し、どの投資信託に何割投資をしているのかを知りたくてGoogleスプレッドシートで管理をしました!
数字上で見るよりも円グラフで見た方が、視覚的にポートフォリオを確認できます
Googleスプレッドシートを使うことで、自分のポートフォリオを「リアルタイム」で反映することができます
※これを「スクレイピング」と言います

証券会社のサイトで損益を見ればいいじゃないか!
と言われればそれまでですが、円グラフで表示ができることが一番のメリットだと思います
今回はこのようなグラフをゴールとして作成を進めていきたいと思います!

- 関数を組むのが難しそう
- プログラミングもやったことない
そんな方もいるかと思いますが、私もプログラム未経験です
意外と簡単に作れてしまうので是非試してみてください!
- emaxis slim S&P500
- emaxis slim 全世界株式
- emaxis slim 全米株式
- 楽天全米株式インデックスファンド

サイト運営者 ツタロー ( @sub_t_job)
はじめに
Googleスプレッドシートに株価をリアルタイムで取り入れる関数があります
=IMPORTXML(“サイトアドレス” , “XPath クエリ“)
という関数です
これは様々なサイトから情報をインポートすることができます
Yahooファイナンスからも取得できますが、スクレイピングを禁止しています
Yahooファイナンスは使わないようにしましょう
詳細はこちら
投資信託でも人気なS&P500、全世界で設定してみたいと思います

下記にリンクを貼ってあるのでアクセスしてください!
3STEPで簡単にできるのでやってみましょう!

それでも苦手な人のために、コピペすればできるように作成してあるので活用してください!
自分の好きなように表を作りましょう!
|基準価格と前日比は抑えておきたいところです
クリックとコピーだけで簡単にできてしまいます!
=IMPORTXML(“サイトアドレス”,”XPath クエリ”)
の該当箇所に貼り付ければ終わりです
基準価格の反映
STEP❶|セルを作成する
まずは下準備として下記のように表を作っておきましょう
各々見やすいように作ってもらえれば大丈夫です!
|黄色い部分が関数を入れる箇所となります

STEP❷|サイトから情報を持ってくる
サイトにアクセスをしたら情報を持ってくる準備をします
まずは「基準価格」の情報を持ってこようと思います
面倒な方は以下をコピぺすれば全世界の「基準価格」を表示できます
【全世界株式】
=IMPORTXML(“https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000H1T1″,”//*[@id=’MainPage’]/div[2]/div[1]/div/table/tbody/tr[1]/td[1]/span”)
【S &P500】
=IMPORTXML(“https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000GKC6″,”//*[@id=’MainPage’]/div[2]/div[1]/div/table/tbody/tr[1]/td[1]/span”)

右クリックを選択して「検証」を選択します
Safariだと「検証」は表示されません
Safariをお使いの方は[fn]+[F12]を押してください
検証を押すと右側に図のようなものが出てきます
上部の○をクリックしてください

クリックをしたら「基準価格」に①カーソルを合わせます
カーソルを合わせると②の文字の羅列部分に水色のマーカーが表示されます
マーカー部分を右クリックして
「copy」⇨「copy XPath」
の順番でクリックします

これでコピーをすることができました
STEP❸|スプレッドシートに貼り付ける
貼り付けるところに
=IMPORTXML(” “,” “)
を入力します
=IMPORTXML(” サイトのアドレス“,”XPath クエリ“)
「XPath クエリ」の箇所にコピーしたものを貼り付けます
//*[@id=“MainPage“]/div[2]/div[1]/div/table/tbody/tr[1]/td[1]/span
赤く塗った「”」(ダブルクォート)を「’」(シングルクォート)に直さないとエラーになってしまいます
貼り付けたら、サイトのアドレスコピーします

コピーをしたら
=IMPORTXML(” サイトのアドレス“,”XPath クエリ”)
「サイトのアドレス」の部分に貼り付けます
=IMPORTXML(“https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000H1T1″,”//*[@id=’MainPage’]/div[2]/div[1]/div/table/tbody/tr[1]/td[1]/span”)
と表示されれば正解です
貼り付けると

しっかりと反映することができました
これで一通りの流れは完成です!
=IMPORTXML(” サイトのアドレス“,”XPath クエリ”)
同じサイトであれば”XPathクエリ”を変更することで反映されます
違うサイト(S&P500)であればサイトのアドレスをS &P500のアドレスを貼り付ければ反映されます
前日比の設定
面倒な方はこちらをコピペしてください!
全世界株式
=IMPORTXML(“https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000H1T1″,”//*[@id=’infoPage’]/div[2]/div[1]/table/tbody/tr[2]/td/span”)
S &P500
=IMPORTXML(“https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000GKC6″,”//*[@id=’infoPage’]/div[2]/div[1]/table/tbody/tr[2]/td/span”)

先ほどと同様
=IMPORTXML(” サイトのアドレス“,”XPath クエリ“)
の部分に貼り付けてください

すると前日比が反映されました
円グラフの作成
続いて円グラフの作成に取り掛かりたいと思います
グラフの青いところは手入力となります!

積み立て注文している場合は「手入力」欄が変動しますので毎月の入力が必要となります
入力が終わったら
- Macの方は「コマンドキー」
- Windowsの方は「コントロールキー」
を押しながら「投資信託」「評価金額」の列を選択してください
選択後は上部に「挿入」のタブがあるので「グラフの挿入」を選択すれば円グラフが挿入できます!
まとめ

これをコピーして貼り付ければできるよ!
エクセルの上級者しかできないと思っていたことが意外と、初心者にもできてしまって驚いています…!

Googleスプレッドシートの可能性を感じることができました!
簡単にできた!
と思った方はもっとグレードアップしてみてはいかがでしょうか?
家計簿もスプレッドシートを利用しているのでグレードアップできたらいいなと考えています
それでは〜!


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