【レバレッジ投資信託】レバナスが一番最強?日本株と米国株のレバレッジ投資信託を紹介!


資産形成のスピードをもっと早めたいなぁ…
コロナショック以降株価が右肩上がりで上昇しています
「もし、あのとき買っていれば…」
「あの時にレバレッジを掛けていれば…」
と思った方は多いのではないでしょうか。
この記事では投資信託で購入できるレバレッジの投資信託を紹介していきたいと思います
- 少しリスクをとって資産形成を早めたい
- 余剰資金で投資をしたい
- 少しだけレバレッジをかけて投資をしたい
本記事ではレバレッジのかかった投資信託の銘柄について紹介したいと思います

余剰資金をレバレッジに投資して資産形成を早めましょう!
サイト運営者 ツタロー ( @sub_t_job)
レバレッジの注意点
レバレッジを投資するに、抑えておきたい注意点は2つあります
- 経費率が割高
- 上昇局面以外は弱い
経費率が割高
レバレッジのついた投資信託やETFは「信託報酬」や「経費率」が通常の投資信託よりも割高の傾向にあります
しかし、レバレッジ投資信託は株価が成長して得られるキャピタルゲインがメインです
そのため信託報酬は高くても、信託報酬と成長率を鑑みた「トータルリターン」が大きくなっていることがわかります

手数料は高くてもトータルで見るとリターンが大きいことがわかるね!
上昇局面以外は弱い
レバレッジの投資信託は上昇局面以外はあまり利益を見込むことができません
相場がヨコヨコ、下落の動きをしていると損失が大きくなってくので理解をしておきましょう

このように、成長の見込めない投資信託に投資をしてしまうと含み損が大きくなってしまう恐れがあります

逆に上昇相場にはめっぽう強いのがレバレッジ投資です

当然、逆も然りなので適正なリスクをとって投資をすることをオススメします
デメリットについてもっと知りたい方はこちら

レバレッジ投資信託に積立
「レバナス」という言葉を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
最近は米国株市場が好調でレバレッジのかかったナスダックの指数に積立投資を行なっている方が多くなってきています
「レバレッジの効いた投資信託に20年間積立を行なっていたらどうなるのか?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。
過去のデータを用いた検証結果を示したものです
将来の市場環境の変動や運用状況・成果を示唆・保証するものではありません。
また、あくまで一期間の試算であり、つみたて投資の結果がプラスになることを保証するものではありません。
NASDAQ100に20年間で3万円ずつ投資を行なった結果、資産が13.1倍に増えたというシミュレーション結果が出ています

元本は720万円に対して運用で増えた金額は約8,700万円です
投資先を間違えなければ上手に資産形成をすることができるので、成長している指数をレバレッジで購入することで資産形成の速度を早めることができます

レバレッジをかけなくても、日本株の指数「TOPIX」に20年間積み立てても元本を超える成果が出ていますね!
レバレッジ投資信託一覧
今回紹介するのは「米国株」と「日本株」の代表指数のレバレッジ投資信託です
レバレッジは米国株の場合は2倍〜3倍
日本株の場合は2倍〜4.3倍のレバレッジとなります
投資信託 | 投資先 | 対象指数 | レバレッジ | 信託報酬 | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|---|---|
NYダウ・トリプル・レバレッジ | 米国株 | DOW | 3倍 | 1.1% | 135.29% |
NASDAQ100 3倍ブル | NASDAQ100 | 1.52% | 136.6% | ||
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 2倍 | 0.99% | 84.1% | ||
iFreeレバレッジ S&P500 | S&P500 | 0.99% | 90.5% | ||
iFreeレバレッジ FANG+ | FANG+ | 1.275% | 72,24% | ||
FANG+2倍ブル | 1.45% | 71.73% | |||
SBI 日本株4.3ブル | 日本株 | 日本株式 先物取引 公社債 | 4.3倍 | 0.97% | 125.39% |
楽天日本株4.3倍ブル | 1.24% | 125.39% | |||
楽天日本株トリプル・ブル | 3倍 | 1.02% | 87.53% | ||
NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル | 2倍 | 0.88% | 56.29% |

順番に通常の投資信託とレバレッジの比較をしていきます!
米国株レバレッジ投資信託
※クリックでページにジャンプができます
ダウ(DOW)
チャート
「NYダウ・トリプル・レバレッジ」は2021.4.3に設立された投資信託です
NYダウ・トリプル・レバレッジは「ダウ平均株価」の指標の3倍の値動きを目指して運用されています
信託報酬は年間で運用額に対して1.1%の手数料がかかります
投資信託 | レバレッジ | 信託報酬 | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|
NYダウトリプルレバレッジ | 3倍 | 1.1% | 135.29% |
emaxis NYダウインデックス | 無 | 0.66% | 47.06% |
NYダウとNYダウ・トリプル・レバレッジの比較はこちら

引用:マネックス証券
投資信託が設立した当時から持ち続けた場合、株価の騰落率は322.21%となっています
純資産額は40億円程度であり、純資産が少ない投資信託でありますが、圧倒的なパフォーマンスを誇っています
最新のチャート比較はこちら
トータルリターン
2021年10月現在のNYダウトリプルレバレッジのトータルリターンは下記の通りです
投資信託 | トータルリターン 3ヶ月 | トータルリターン 6ヶ月 | トータルリターン 1年 |
---|---|---|---|
NYダウトリプルレバレッジ | 5.31% | 14.39% | 135.29% |
emaxis NYダウインデックス | 5.98% | 9.97% | 47.06% |
トータルリターンは信託報酬も含めたリターンとなります

信託報酬が高くても、株価の成長でリターンが返ってきます
ナスダック(NASDAQ)
|レバレッジのある投資信託はNASDAQ100のレバレッジとなります
- 3倍の値動き
- NASDAQ100 3倍ブル
- 2倍の値動き
- iFreeレバレッジNASDAQ100
NASDAQ100 3倍ブル、iFreeレバレッジ NASDAQ100はNASDAQ100の指数に連動した成果を目指しています
投資信託 | レバレッジ | 信託報酬 | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|
NASDAQ100 3倍ブル | 3倍 | 1.52% | 136.6% |
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 2倍 | 0.99% | 84.1% |
iFree NEXT NASDAQ100 インデックス | 無 | 0.495% | 51.2% |
チャートの比較
「NASDAQ1003倍ブル」は2020.10.23に設立された投資信託で
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」は2018.10.19に設立された投資信託です
NASDAQ100 3倍ブルが設立された時からの比較

引用:マネックス証券
NASDAQはコロナショック以降右肩上がりで上昇しています
2020年10月23日からのパフォーマンスを比較すると、レバレッジがかかるほどパフォーマンスが良くなっている傾向があります

上昇だけでなく下落の方にも注目して!
チャートを見ると、3月や5月に大きく下落している日があります
下落をすると今まで上がった分、大きく下がっていて、レバレッジのないNASDAQとほぼ変わりのない株価に収束しています
|高値掴みをすると大きな損失を被ってしまうので注意が必要です
最新のチャート比較はこちら
トータルリターン
投資信託 | トータルリターン 3ヶ月 | トータルリターン 6ヶ月 | トータルリターン 1年 |
---|---|---|---|
NASDAQ100 3倍ブル | 13.26% | 38.83% | 136.6% |
iFreeレバレッジ NASDAQ100 | 9.10% | 25.49% | 84.1% |
iFree NEXT NASDAQ100 インデックス | 8.86% | 17.91% | 51.2% |
NASDAQはレバレッジが掛からなくても大きなリターンを得ることができています

リターンが大きい分、下落するときは一気に下がる可能性があるので投資する際は慎重に!
S&P500
S&P500は投資信託の積立ランキング上位に位置する人気のある投資信託です
様々な業種が含まれており、株価の動きは他の指数よりも落ち着いているため、人気があります
チャートの比較
投資信託 | レバレッジ | 信託報酬 | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|
iFreeレバレッジ S&P500 | 2倍 | 0.99% | 90.5% |
emaxis Slim S&P500 | 無 | 0.0968% | 52.73% |
iFreeレバレッジ S&P500は2018.8.28に設立した投資信託です
通常のS&P500とレバレッジのかかったS&P500を比較してみます

設立した時からのトータルリターンの差は40%ほどの差が出ています
コロナショック時はレバレッジ投資信託の方が損失が大きくなってしまいましたが、その後は株価が徐々に成長して40%の差がついていることがわかります
最新のチャートはこちら
トータルリターン
iFreeレバレッジ S&P500のトータルリターン
投資信託 | トータルリターン 3ヶ月 | トータルリターン 6ヶ月 | トータルリターン 1年 |
---|---|---|---|
iFreeレバレッジ S&P500 | 13.26% | 38.83% | 90.5% |
emaxis Slim S&P500 | 8.26% | 14.51% | 52.73% |
NASDAQの2倍ブルのトータルリターンは84.1%であり、S&P500の方がトータルリターンが大きいことがわかります
FANG+
アメリカと中国を代表する10社の総称をFANG+と呼んでいます
チャートの比較
投資信託 | レバレッジ | 信託報酬 | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|
iFreeレバレッジ FANG+ | 2倍 | 1.27% | 72,24% |
FANG+ 2倍ブル | 1.45% | 71.73% | |
iFree NEXT FANG+ インデックス | 無 | 0.77% | 48.5% |
「iFreeレバレッジ FANG+」「FANG+ 2倍ブル」ともに2020/8/19に設立されました

FANG+2倍ブル iFreeレバレッジFANG+
引用:マネックス証券
設立された当時からのリターンを比較すると40%ほどの差が開いています

同じ2倍なのになんでリターンが違うの?
1つの要因は信託報酬に差があるため、リターンに差が生じてしまいます
そのため、投資信託を選ぶ際はできるだけ信託報酬が低い投資信託を選ぶことでトータルリターンを伸ばすことができます
最新のチャートはこちら
トータルリターン
投資信託 | トータルリターン 3ヶ月 | トータルリターン 6ヶ月 | トータルリターン 1年 |
---|---|---|---|
iFreeレバレッジ FANG+ | 12.54% | 20.08% | 72,24% |
FANG+ 2倍ブル | 12.48% | 19.97% | 71.73% |
iFree NEXT FANG+ インデックス | 10.97% | 15.88% | 48.5% |
iFreeレバレッジFANG+のトータルリターン
トータルリターンと信託報酬を考慮すると、2倍ブルを購入するのであれば「iFreeレバレッジFANG+」をオススメします
日本株ブル投資信託

日本の株価は米国株ほどの成長は見られませんがチャートを見ていきましょう!
投資信託 | レバレッジ | 信託報酬 | トータルリターン(1年) |
---|---|---|---|
SBI 日本株4.3ブル | 4.3倍 | 0.968% | 125.39% |
楽天日本株4.3倍ブル | 1.243% | 125.39% | |
楽天日本株トリプル・ブル | 3倍 | 1.023% | 87.53% |
NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル | 2倍 | 0.88% | 56.29% |
ニッセイ日本株ファンド | 無 | 0.88% | 31.27% |
チャートの比較
日本株のレバレッジは3種類あります
- 4.3倍
- SBI日本株4.3倍(2017.12.22)
- 楽天日本株4.3 倍ブル(2015.10.09)
- 3倍
- 楽天日本株トリプルブル(2009.6.19)
- 2倍
- NZAMレバレッジ日本株式2倍ブル(2020.3.13)
SBI4.3倍ブルが設立された日からのチャートの比較

日本株式の株価は上下を繰り返しているため、レバレッジが大きいほど株価が上がるというわけではありません
上下の値動きだとレバレッジがかかるほど不利な天下になります
4.3倍ブルの投資信託よりも3倍ブルの方がパフォーマンスがいいことがわかります

コロナショック以前は通常の投資信託の方が成績がいい時もあるね!
NZAM日本株2倍ブルが設立されてからのチャートの比較

2倍レバレッジが設立された2021年4月以降(コロナショック後)の比較です
コロナショック後は株価が上昇したため、レバレッジが大きいほどリターンが大きいことがわかります
トータルリターン
投資信託 | トータルリターン 3ヶ月 | トータルリターン 6ヶ月 | トータルリターン 1年 |
---|---|---|---|
SBI 日本株4.3ブル | 20.20% | -9.65% | 125.39% |
楽天日本株4.3倍ブル | 20.61% | -9.63% | 125.23% |
楽天日本株トリプル・ブル | 15.67% | -3.98% | 87.53% |
NZAM・レバレッジ 日本株式2倍ブル | 10.71% | -1.40% | 56.29% |
ニッセイ日本株ファンド | 5.41% | 6.12% | 31.27% |
年間のトータルで見たらレバレッジが効いてる投資信託の方がパフォーマンスがいいですが、
6ヶ月のトータルリターンを見ると、レバレッジない投資信託の方がパフォーマンスが良いことがわかりますね

成長の見込めない株式にレバレッジはかけないようにしておきましょう!
まとめ|買うなら上昇相場をスポット購入
日本株と米国株を比較すると米国株の方が右肩上がりでトータルリターンも大きいことがわかりました
しかし、成長の見込めない指数に投資をしてしまうとパフォーマンスが悪くなってしまう場合もあります
そのため、レバレッジの投資をする際は慎重に投資先を選ぶ必要があります

僕だったらS&P500の2倍ブルを購入します!
また、レバレッジで気をつけなければいけないことは「高値掴み」です
高値で掴んでしまうと下落幅が通常の数倍となってしまい大きな損失を生み出してしまう恐れがあります
そのため、定期的に積み立てるよりも下がった時にスポット購入することで高値掴みを回避することができます
資産形成を早めるためにはリスクを取らなければなりません
FXとは違って、紹介した投資信託は適度なレバレッジだと思いますのでまずは少額から投資をしてみてはいかがでしょうか

サテライト投資で資産形成を早めましょう!
それでは〜!
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